情報263 アテルイ鎮魂祭

 9月17日、奥州市水沢佐倉河の巣伏古戦場跡公園で周辺の清掃奉仕とともに鎮魂祭が行われた。1935年生まれの同級生で組織し昨秋解散した親睦団体「進友会」の元会員らで、「アテルイの顕彰活動をやめるわけにはいかない」と有志が声を掛け合い9人が参加した。1時間ほど碑周辺の植え込みを剪定したり落ち葉を集めたりした後、碑の前に祭壇を設け神事を執り行った。同会元会長の佐々木勲さんは「会員の思いを若い人たちに引き継ぐことができれば」と語り、元会員は「来年も再来年も元気なうちはみんなで参加したい」と変わらぬ意欲を見せている。巣伏の戦い跡碑は平成七年に同会によって建立された。