情報260 京都清水寺「阿弖流為・母禮の碑」法要

 11月10日、京都清水寺境内で「阿弖流為・母禮之碑」法要が営まれた。1994年(平成6年)の建碑以来、19回目となる。主催者の関西アテルイ・モレの会(松坂定徳会長)会員をはじめ、奥州市からは及川洵会長ら当会の関係者や市民訪問団、小沢昌記市長など百余人が参列した。法要の前に京都在住の笛師森美和子さんが、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と東北復興の願いを込めて篠笛を奉納。続いて清水寺の森貫主ら僧侶の読経に合わせ参列者全員が次々と焼香した。終了後、洗心洞で行われた懇親会で森貫主は「アテルイ・モレの碑は世界遺産清水寺の真ん中にある。みなさまの力で二十年近くたとうとしている。これからも盛り上げていきたい」と挨拶しました。