平成14年9月16日、今年5月に発足した「母禮をたたえる会」(千田明会長、会員231人)の主催により、前沢町母体地内で行われた。会員や地元住民、鈴木一司町長ら80人が出席し、前沢詩吟会がモレの功績を題材とした詩吟を披露、読経と焼香などが行われたほか、直木賞作家の三好京三氏も講話した。アテルイだけでなく、モレも顕彰していきたいという趣旨はいいのであるが、慰霊祭が行われた場所は「モレの屋敷跡と伝えられているところ」という。モレの本拠地は母体にあったのではないかという説はあるものの、「モレの屋敷跡」とは驚くばかりである。これまで、そんな言い伝えがあったとは聞いたこともなかったが、ぜひとも詳しいことを知りたいものである。
情報151 モレの慰霊祭
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