アテルイ顕彰碑の建立場所決まる

平成4年5月22、23の両日、本会の藤波会長、小原幹事が碑の建立場所協議のため水沢市の関係者とともに京都・清水寺を訪問しました。本会が同寺を訪れたのは、昨年の10月12日に次いで2回目となります。同寺で関西胆江同郷会の高橋敏男会長と合流し、前回同様、清水寺の大西真興執事長、森孝忍庶務・法務部長と協議、数ケ所の建立候補地を改めて見て回りました。その結果、音羽の滝から西に向かって約50m先の地点で、参拝者の順路に面した場所が第一候補としてあげられました。この場所は、僅かに奥まった広場ですが、参拝者の眼に触れやすく、本堂(清水の舞台)に面した庭園内にあります。また碑の規模は、全山が文化財であり、周辺景観とマッチする必要上からも、おおよそ全高1.5m前後、幅2m程度とすることで一致しました。建立時期についても、平安建都千二百年にあたる平成6年までとすることを再確認しました。