2026年5月22日
情報306 第32回 阿弖流為・母禮の碑法要
〈北天の雄 阿弖流為 母禮之碑〉は1994年(平成6)に清水寺境内に建立されました。
当会の発足も最初は碑建立を地元で推進するためでした。
以来、関西アテルイ・モレの会が主催して毎年11月の第二土曜日に法要が行われ、昨年(2024年)で建碑30周年を迎え、本年(2025年)は第32回の法要として11月8日に営まれました。
当日は清水寺の内田孝学芸員の案内で宝物殿を特別拝観した後、午前10時30分より碑前で篠笛の奉納(慰霊の笛)があり、11時より森清範貫主以下全山の僧侶による読経が始まり、約150人の参列者が次々に焼香しました。
記念撮影の後、円通殿に移り、森貫主が法話、京都産業大学の小林一彦教授が坂上田村麻呂とアテルイ、モレをテーマに講演を行いました。
会場を洗心洞に移した懇親会では、新しく関西アテルイ・モレの会の会長に就任した佐藤耕吉氏が「今後も碑を守り、アテルイ、モレを若い人たちにも伝えていきたい」と主催者挨拶、奥州市長の代理として小野寺正行教育委員会歴史遺産課課長と岩手県大阪事務所の菊池秀光所長が祝辞、アテルイを顕彰する会安彦会長の乾杯で会食・懇談となりました。
最後に、大阪府枚方市で毎年、アテルイを題材にした創作舞台を発表している「ひらかた肝高倶楽部」の小中高生のメンバーが、アトラクションとして「火怨の蝦夷・阿弖流為」から演舞を元気いっぱいに披露、会場から拍手喝采を浴びました。
★同倶楽部は本年(2026年)8月8日に枚方市総合文化芸術センター関西医大大ホールを会場に「火怨の蝦夷・阿弖流為」の第15回本公演を決定しています。奥州市での公演も目指しているといいます。奥州市の小中高生とアテルイの舞台上でも交流できたらどれだけ素晴らしいことでしょうか。



