情報130 新種のトビムシ発見、その名はアテルイ

 茨城大学名誉教授で土壌動物の研究を続ける田村浩志さんが、胆沢町内の焼石岳のブナ林で新種のトビムシ3種を発見、同大学の研究報告誌『自然誌』に論文を発表した。頭部に5本の剛毛が生えているムラサキトビムシ属の「アテルイムラサキトビムシ」は、その身体形状が他のものと際立って違っていて非常にいかつい姿をしているのが特徴。この地方の英雄・アテルイにちなみ名付けたという。