情報 アテルイ没後1200年記念事業実行委員会設立

 平成13年4月24日、水沢市役所において設立総会が開かれた。これまでの準備委員会から発展させたものである。構成団体は以下のとおりで、会長には後藤晨水沢市長、副会長には佐藤秀昭アテルイの里地域づくりネットワーク会長、小沢賢胆江青年懇話会会長が選出された。市民団体:アテルイを顕彰する会、延暦八年の会、アテルイの里地域づくりネットワーク、NPO北上川中流域エコミュージアム推進会議、アテルイ・モレ等エミシを慰霊する会、アテルイ歴史の里振興会、胆江芸術文化振興協会、胆江青年懇話会、八幡地区明るいふるさとづくり推進協議会、水沢市羽田地区振興会(今後、この他にも広く民間団体等の参加を呼びかける)観光団体:アテルイの里観光振興協議会、アテルイの里温泉協議会商工団体:水沢商工会議所、江刺商工会議所、金ヶ崎町商工会、前沢町商工会、胆沢商工会、衣川商工会、広域商工業振興協議会農業団体:岩手ふるさと農業協同組合、江刺市農業協同組合、行政機関:水沢地方振興局、胆江地区広域行政組合、水沢市、江刺市、金ヶ崎町、前沢町、胆沢町、衣川村、行政機関等:水沢教育事務所、水沢市教育委員会、江刺市教育委員会、金ヶ崎町教育委員会、前沢町教育委員会、胆沢町教育委員会、衣川村教育委員会、水沢市文化振興財団。
平成13年度事業計画の第一は、開幕行事としてアテルイ特別記念講演会とアテルイのイメージキャラクター、キャッチフレーズ入選作品発表等を中心としたイベントの開催。第二に、全国へ情報発信する事業宣伝としてPRポスター等の作製、わらび座「アテルイ」公演と提携したアテルイビールのラベル作製等。第三に、プレ事業の開催として「アテルイ関連遺跡市民発掘事業」があげられている。この発掘事業は、「延暦八年巣伏の戦いの再現を主テーマに、史実に現れた「東山」の解明」を目指すというもので、水沢市の羽黒山を調査対象としている。すでに発掘に関係する諸団体の第1回準備会議がもたれており、当会、延暦八年の会、水沢市羽田地区振興会の主催、水沢市埋蔵文化財調査センター、出羽神社、羽田公民館の協力で9月21~25日の予定で発掘を実施することが確認されている。