情報93 清水寺でアテルイとモレの法要

平成11年11月6日、北天会=関西アテルイ顕彰会(高橋敏男会長)主催によるアテルイ・モレの法要が京都・清水寺境内に建立(平成6年)された「北天の雄 阿弖流為 母禮之碑」の前で営まれた。当日は、水沢市から駆けつけた後藤晟市長、花山雅夫市議会議長とともに関西在住の会員ら約40人が参列した。清水寺の森清範貫主は、今年六月に水沢市で開催された文化講演会で講演するなど、交流が深められており、アテルイ没後千二百年に向けて手を携えた記念事業が実現されることを期待したい。
 なお、来年3月3日から12月3日まで、三十三年に一度という清水寺の本尊が開帳される。