情報1 マンガ『鬼神人首丸』

『岩手日日新聞』(平成6年4月11日付)の「ああ言えばコウユウ録(124回)」に、人首丸伝説をマンガにし自費出版した伊藤満氏(一関市厳美町杖立原36バース企画代表)が紹介されている。人首丸(ひとかべまる)はアテルイの甥(おい)にあたり、江刺市米里の地を舞台に朝廷軍と戦った蝦夷の武将として地区の人々に語り継がれている。その伝説は「人首町」「人首川」の地名ともなり、今日に残されている。伊藤さんは、「今回の仕事でエミシへの思いが深まったので伊治公呰麻呂からアテルイまで、何年かかるか分からないけど、やり遂げたい」と話しており、次の作品の出版が楽しみである。